上記のグラフはS-N曲線の一例です。
右下がりの直線となっており、繰り返し数が多くなるほど、より小さい応力で疲労破壊を起こすことがわかります。しかし、ある一定の繰り返し応力であれば、無限に負荷をかけても破断しないラインがあらわれ、これを「疲労限度」といいます。
最近では、『10の7乗回までに現れていた疲労限度は、本当の疲労限度なのだろうか?』『今まで以上の繰り返し領域、「ギガサイクル領域」まで実験してみたら、実は疲労破壊が起きるのではないか?』と、研究がすすめられています。
いくつか破壊する事例も見つかっています。
なお山本金属製作所のGIGA QUAD®は4本の試験片を同時に試験出来るため、データ収集が早く出来、S-N曲線も効率的に作成できる試験機です。それ故、高サイクル疲労領域の試験も効率的に行えます。
詳しくは以下の動画をご覧下さい。
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