ご挨拶

私たちを取り巻く環境は、今まさに社会構造や価値観など産業界だけでなく社会全体に大きな転換期を迎えているといえます。また、技術の高度化や専門化はさらに進み、かつ企業のグローバル化の波もさらに大きくなって参りました。当社はこの環境変化が一段と厳しいこの時代だからこそ、より柔軟でより早く変化に対応できる組織構築に全力で取り組んでいきます。

さらに創業以来、お取引先様はじめ関係先様の皆様との信頼によって支えられてきた関係こそ、当社の事業の礎でもあります。その信頼をより強固にし、よきビジネスパートナーシップを構築するためには、加工部品を提供するだけでなく、全従業員の英知を結集し、“素材・加工技術・設計力”をキーワードに“人で差別化できる創造型モノづくり企業”への道を歩まなくてはなりません。

21世紀を迎え、日本のものづくりは転換期を迎えています。少子高齢化に伴う深刻な生産人口の減少やアジア諸国を始めとする発展途上国の競争力の高まりによる収益率の低下など、従来型の単純労働型のものづくりだけでは生き残りが厳しい時代に直面しています。
いかにして付加価値を創出・最大化するか、生産性を向上するかが最重要課題となっています。

弊社は、Intelligence Factory For the Futureをコーポレートスローガンに掲げ、
機械加工というものづくりプロセスから新たな価値の創造に取り組んでいます。
ICT/IoT、ロボットといった最新テクノロジーを積極的に取り入れ、機械加工との融合に挑戦し未来を創っていくことが弊社の使命と考えています。

人生50年働くといわれる時代です。
次々に生み出され、進化していくテクノロジーに追いつく為に、
常に『人間にしかできない分野』は何か、考え追究することが求められます。

今後とも企業価値の向上に努め、より一層皆様のご期待にお応えするとともに、
会社の永続的な発展と社会への貢献を使命として努力して参ります。

代表取締役社長 山本 憲吾